2013年10月9日水曜日

映画『ワンダ』をGUCCI銀座で観てきました

どの映画作品を鑑賞するか選ぶとき、TwitterアカウントWanda(@Patrick_Orouetさん)のツイートをいつも参考にしています。


そんなWandaさんがアカウント名を映画『ワンダ』にちなんでつけたと呟いているのを見て、そこまでの映画ならぜひ観てみたい!と思い、GUCCI銀座店で行われている上映会に行ってきました。


この映画はフェミニズム運動が起こる以前、1970年に主演女優のバーバラ・ローデンが初監督作品として世に送り出したもの。インディペンデント映画として重要な作品だそう。


あるシーン。男2人が手前で話し合うその奥で、うずくまったまま動かないワンダ。正確に時間を測ったわけではないのですが、そのカットが少なくとも8秒以上続く。


情報を握り、意思決定する存在としての男と、物として存在する女の対比を象徴するシーンだと感じさせます。


俳優たちの衣装の着こなしがスタイリッシュなのも、この映画の魅力。


GUCCIはブランドとして、映画監督のマーティン・スコセッシが運営するフィルムの修復、保存をする団体、The Film Foundationの支援をしているとのことで、映画『ワンダ』も修復されたプログラムのひとつとのこと。


それらの作品を上映する施設としてGUCCI銀座店にはシネマルームというのがあり、映画を無料で鑑賞できます。誰でも見ることができ、オンラインで予約可能です。
http://gucci-cinemaroom.com/


『ワンダ』以外にはルキノ・ヴィスコンティ監督『山猫』、フェデリコ・フェリーニ監督『甘い生活』、ジョン・カサヴェテス監督『こわれゆく女』をはじめとした重要な映画作品がすでに上映されているようです。

・・・とここまで書いてきて、フト。以前、タイアップ広告(一見、記事に見える広告)を進行管理する仕事をしていたので、タイアップ風の文体になってしまったけれど(笑)、これは広告ではありませんので・・。

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