ART BASELは世界最大級のコレクターとギャラリーのマッチングの場です。300以上の有力な現代アートのギャラリーが世界中から参加しています。このイベントはチケットを購入して参加することもできるのですが、私は現代アートコレクターの知人よりパスを譲っていただいて、参加してきました(本当に、本当にありがとうございます、感謝いたしております)。
ART BASEL HONG KONGという香港での行われたART BASELのアジア圏におけるイベントにも5月に実は見学してきまして。香港では合計3人の知人と時々一緒に行動していたのですが、バーゼルでは完全に一人で動きました。バーゼルには合計9日間(正味7日間)も滞在しました。滞在方法なども追って記事にする予定でいます。
会場はメッセというそのまんまの名前の会場およびトラムの駅名でして。こんなところです。この会場はバーゼルにゆかりのある建築家、Herzog & de Meuron(ヘルツォーク アンド ド・ムーロン)が最近リニューアルを手掛けたことでも話題になったようです。(日本だと彼らの手掛けた建築では青山のプラダブティックが有名です)
会場があまりに広く、最初どこから攻めるべきか良くわからなかったのですが、初日は会場入ってすぐに東京のギャラリー、Gallery Side2が目立つところで出展していたので、アーティストのPeter Mcdonaldさんとちょっとお話ししました。わたしがひとりだったので「どうやって(スイスに)来たの?」「エミレーツ航空でドバイ乗継だよー。ドバイでちょっと観光してきた」「ドバイどうだった?」とか、ロンドンのサーペンタインギャラリーで現在行われている藤本壮介さんの展示についてなどなど。彼の作品について聞くのは、忘れてました(!)。ごめんよ、ピーター。でも、彼の作品、好みです。
Peter Mcdonald
http://www.katemacgarry.com/artists/peter-mcdonald
初日はHall1を中心に周っていたのですが、どうやらメイン会場はHall2だった模様(!)。うっかりしていました。Hall2には世界各国から有力なギャラリーが集結していて、それはそれは華やかで。ギャラリストたちも素敵なんですよね。有名なギャラリーなので名前だけは知っていましたが、ニューヨークが拠点の303 Galleryというギャラリーの展示内容や女性のスタッフたちの(お高いw)感じなど特に好みでした。
303 Gallery
http://www.303gallery.com/
ART BASELは本家バーゼルのほかに香港と11月にマイアミでも開催されます。各地の時間をあらわした時計。
会場外はカフェになっていて、都内でいうと新丸ビルの外のSTAND Tをもっとカジュアルにした感じでした。下記の写真のような感じで来場者、出展者問わずのんびりビールを飲んでいるひとが多かったです。ええ、基本的にセレブな雰囲気です。